新しい神殿 2011 9 18

 私は、2004年10月9日に「21世紀」という予言を書きました。
こうした予言があるということは、
多くの人の努力で予言を外れさせることができるということです。
 にもかかわらず、今の世界は、予言を成就させる方向に動いています。
少なくとも、中東においては、そう言えるでしょう。
 今のエルサレムは、古い神殿となって崩壊するでしょう。
そして、新しい神殿が出現することになります。
 キリスト教徒の一部には、
そういうことが起きることを望んでいる人たちがいます。
 しかし、産みの苦しみを経験することになるでしょう。
マタイの福音書には、こう書いてあります。
「その苦難の日々の後、たちまち、
太陽は暗くなり、月は光を放たず、
星は空から落ち、天体は揺り動かされる。
 そのとき、人の子の徴が天に現れる。
そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、
人の子が大いなる力と栄光を帯びて
天の雲に乗って来るのを見る」
 科学技術が進歩した現代においては、
「人の子」も「天の雲」も見当がつくでしょう。

21世紀 twenty first century 2004 10 9
 21世紀初頭の歴史は、
アメリカが、中東の戦いで、深手を負い、
これが致命傷となって、国際舞台から消えていくでしょう。
 同じ時期に、ロシアと中国に、
強力な政治指導者が立ち、覇権を争うことなるでしょう。
この争いは、戦争へと発展するかもしれません。
それは、中国において発生する「石油不足と食糧危機」が、
その原因となります。
 やがて、21世紀後半には、
文明の中心は、東南アジア、そして、オセアニアと移っていくでしょう。
 中東の戦いは、湾岸戦争とイラク戦争、
そして、「最終的な戦争」を含めて、
第三次世界大戦と呼ばれることになるでしょう。
ロシアと中国の戦争は、第四次世界大戦となるでしょう。
 アメリカの未来は、イギリスです。
「栄光のイギリス」を知る人は少なくなりましたが、
今度は、「栄光のアメリカ」と呼ばれることになるでしょう。
 日本は、どうか。
確かに、21世紀前半に、日本の繁栄は、あり得ました。
しかし、世界最速で進む少子化が、日本の命取りになるのです。
 文明の中心が、やがて、東南アジアやオセアニアに移っていくとなると、
20世紀に大国や先進国と呼ばれた国は、どうなっているのか。
それは、気候変動(自然災害)が、
大きなダメージとなって、衰退していくのです。
 こうした未来を変えることはできます。
しかし、それには、相当の努力と覚悟が必要です。
 「現代のタイタニック号」は、向きを変えられるのか。
今、地球に住んでいる人たちは、
タイタニック号に乗船しているようなものです。
































































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